へび座の物語

 

へび座はさそり座の上にあり、星が大きな将棋の駒のような形に並んでいるのがへびつかい座で、その左右にへビ座の星々が連なります。

二つの星座は誕生当初は一つの星座でした。古代バビロニア時代には怪獣と竜の星座だったのです。それがギリシャ時代には、蛇を持つ男の星座としてへびつかい座となります。

へび座はへびつかい座に中央部分を分断されて、右に頭と左に尾という二つの部分からなる星座です。

ギリシャ神話では、へびつかい座は名医アスクレーピオスで、大伸ゼウスが彼の偉業をたたえて星座にしたといいます。

 

アスクレーピオスは女神アテナから授けられたメデューサの血の力により死んだ人を生き返らすことが出来ました。そこで冥界の王ハデスの怒りをかい殺されてしまいます。そして、夜空の星となり強い生命力を持つ神聖な生き物として崇められていた蛇を両手に持っています。